秋田行

 銘打った秋田市はほぼ素通り。なんというか、駅前は道がわかりづらかったです。終わり。

 そこから用件済まして角館に観光。観光。秋田から13号で大曲方面に上ってその後46号。あ、あの、どんどん山に入っていくんですが。

 30分ちょいで到着。凄く狭い国道なのに皆70キロでするする乗ってるので全くストレスを感じない道中でした。秋田人は車の運転技術が高いのか?

 まずは駅前を目指して進む進む。途中で右手に見えてきたのは角館南高校。おお。あれが噂の(内緒)。駅はなかなか風情ある感じに作られてました。無理に昔風にした感じじゃないのがまた良し。あとベンチに座ってるお爺さんが着流し着てるのがナイス。もしかしてあれが仕事なのかな。

 土産の唐土など買ってから武家屋敷へ。車を河原近くの駐車場に停めたので、小雨の中少しだけ河原の土手に佇んでみる。片方の岸には桜の木が延々と並んでいます。うわ。四月に来たい。

 どこでもそうですが、武家屋敷に来ると歴史好きの血が騒ぎますねえ。とりあえず武家屋敷資料館へ。300円。入り口狭いぞ?中に入ってみると、そこはまるで骨董屋。しかも整理下手な骨董屋。もっとちゃんとしようよ。刀とか鎧とか並べてるのに出してある説明はその横の「刀袋」。おい。
 *銘が読みとれなかったけど、一本いい刀(本物とか関係無しです。個人的な好み)があった。少しだけ幅広だけど凄く綺麗な直刃だったなあ。

 武家屋敷の全体についてですが、どこぞの東山(≠京都)とは違ってある程度広い範囲に渡って屋敷を残してあるのが凄くいいです。両脇にはしだれ桜がなかば密生。絶対いつか4月に来てやる。

 本命の武家屋敷青柳家。500円。先に言うと全く損しない。素晴らしい。歴史好きは来るべき。守備範囲が戦国幕末どっちでも可。成金?フフン。代々の分限者の家とはこういうもんだ!って感じです。ツアー客がいるとゆっくり見れないので曜日は工夫した方がいいかも。まあ僕は1時間半いましたけどね!小雨が急に強くなって雨宿りがてらこの家の中で庭とか眺めていたのですが、屋根に当たる雨音と古い武家屋敷の空気感に悶絶してました。あと幼児連れてああいうとこ来るな。滅殺したい。

 やー。角館最高。ビバ角館。普通に街の女性達の肌が透き通るように白かったのも印象に残りました。