さて、今日はマイ両親がいい感じ(機嫌が)だったので、学生時代に培いまくった素敵な会話術を以て盛り上げまくりました。
 その中ででたド級の田舎の思い出話。

 酒税法というものがあります。年間〜〜Lに達しないお酒の製造は法律違反ですよ、というアレ。長いこと受け継がれていたこの法律ですが(最近特区が出来て存在が微妙)、街まで二時間とかバカな距離を誇る素敵な山の中の住人は、冬は何してたんですか?と親に聞いてみました。

 A.酒を自作してました。しかも焼酎。

 ワーオ素敵っすネー(黄狼さん)。って思ったんですが、よくよく話を聞いてみると、昔も税務署は山の中まで押し寄せてたみたいです。来ると「税務署が来たぞー」と狼少年バリの扱いで連絡が周り少年少女が酒(禁法律)を背負って山へエスケープ。ちなみに親父の祖父は酒を隠すのに「埋めて」たそうです。酒を。祖父が死んで10年ぐらいたって密かに掘って飲んだとか。ワインか?

 そんなお上なんか知ったこっちゃねえよ、というド田舎が素敵なお話が一杯。明日は親戚のお婆ちゃんの所に山葡萄と茸の生える場所を教えて貰いに行こうかと思う。