岩永亮太郎パンプキン・シザーズ」(1)〜(4)

 うひょー!って呟きながら読む。なんかね、うひょー!って感じなんですよ。4巻とかはただ悶絶だったけどさ。

 1巻にある【作者よりの伝言】

え〜と作者からの伝言です。

時代考証無用』
『軍事考証無用』
『その他諸々の考証無用』

こういう開き直り方は大好きです。
 「戦時でもなく平時でもない、狭間の時代の物語-」を銘打たれて始まるこのお話、非常に的確な書き出しでございます。

 ぶっちゃけて言うと設定と絵は「鋼の錬金術師」に似ている。だけどそれがマイナスにならないぐらい面白い。狂っていた戦争と狂っている戦争屋、それと戦うまっとうな戦災復興部隊:パンプキン・シザーズ。アツイぜカワイイぜアリス・L・マルヴィン。連載誌がマガジングレートってとこが色んな意味で微妙だけど、トラウマモノにはならないといいなぁ。