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天才を描く漫画は数多くありますが、その中で何人か、「天才」創造職人とでも言える漫画家がいると思います。
曽田正人、新井英樹。そして日本橋。
曽田は周りの世界と乖離しない、無自覚な天才を描き。
(曽田の描く天才のメインは天才の周りで苦悩する凡才である)
新井は明確に乖離するが一般性とのギャップに悩む天才を描き。
日本橋は天才の成長を描く。
さて、『G線』が終わってからIKKIで読みきり書いたりしていた日本橋ですが、不意に消息がわからなくなり、いつのまにか講談社に戻ってイブニングで月1でこれを描いていたりします。その間何があったのかマジで心配になるけど、作者自体それなりに狂った人なんだろうという予想がつくので納得できちゃうのがなあ。
んで今回はバレーボールの天才のお話。ぶっちぎった天才が集団競技やるとどうなるか。そりゃ大変ですわ。
しかし、間違いなくこれから面白くなる作品であることを保証します。
あと絵上手くなってますね。表紙にちょっと惚れた。